30代は20代の頃と違い、お肌の変化を感じやすく、ふと鏡を見た時に頬や目元にシミを発見してしまうことも・・。シミがあるだけで5歳以上老けて見られるというデータもあるんです。お肌トラブルの悩みとして多い「シミ」。
シミだらけの顔にはなりたくないの!!
そんなあなたのために、すぐ始められる対策方法をまとめました。


「30代女性」のシミが出来やすい原因
代謝の低下により、ターンオーバーの日数がかかりがちに
お肌バリアの低下
ホルモンバランスの乱れ
子育てなどの不規則な生活
ライフスタイルの変化でスキンケアが疎かになりがち
ストレス


1.紫外線対策
老化の約80%は紫外線(光老化)からと言われている位、お肌には悪影響しかありません。紫外線は1年中降り注いでいるので対策が必要です。
夏場は紫外線対策をしていても、夏が過ぎたら紫外線対策はしないという人も多いのではないでしょうか。
紫外線は1年中降り注いでいます・・↓(気象庁データより)




紫外線対策を怠りがちな場所はここ↓

紫外線対策のポイント
・紫外線は5月~8月のピークを過ぎても1年中降り注いでいます
・目安として2時間を超える外出なら日焼け止めを塗る
・少しの外出なら、UVカット下地やパウダーファンデーションで紫外線対策を
・シミが出来やすい頬骨・こめかみ辺りの塗り忘れがないように注意
美白化粧品を「通年」使用する
日差しの強い夏だけ、またシミが出来たから、あわてて美白ケアを行う、これでは残念ながら遅いのです。
「美白」と書いてあるものを選べばOK?




メモ
◆医薬部外品
厚生労働省が認可している「美白成分」が規定量配合されている副作用の危険度は少ないけれど、
効果が見込める化粧品で、医薬部外品と化粧品の間に位置しています。
◆有効成分
特定の症状に対して効果効能があると厚生労働省に認可された成分のこと。
医薬部外品に位置づけられる薬用化粧品に配合され、その薬用化粧品の効能効果を発揮する成分。


美白成分 | 表示名 | 効果 | 出来たシミ | シミ対策 |
ビタミンC誘導体 | アスコルビン酸~ | メラニン色素の還元・シミ予防 | 〇 | 〇 |
アルブチン | ハイドロキノンβーDグルコシド | シミ予防 | △ | 〇 |
トラネキサム酸 | トラネキサム酸 | 抗炎症・シミ予防 | △ | 〇 |
カモミラET | カミレツエキス | 抗炎症・シミ予防 | △ | 〇 |
美白化粧品選ぶのポイント
・美白化粧品はパッケージのイメージで選ばない
・美白成分が規定量配合されている「医薬部外品」を選ぶ
・出来てしまったシミにはビタミンC誘導体がオススメ。
シミ消し薬(第3類医薬品)を服用する
飲む薬といえば、サプリメントが浮かぶ方が多いと思います。


出来てしまったシミ、またシミ対策をするなら「第3類医薬品」を選ぶようにしましょう。
メモ
◆第三類医薬品
疾病の治療、予防を行うためのもので厚生労働大臣によって製造販売承認がされているもの。
医師の診察によって処方される処方箋医薬品、薬局でも買える一般用医薬品の中でも副作用、相互作用などの項目で安全性上、多少注意を要する薬品
例えば・・ビタミンB・C含有保健薬や整腸剤など


シミ消し薬のポイント
・サプリメントは栄養補助食品
・本気でシミ対策をするなら「第3類医薬品」を選ぶ
・L-システイン、ビタミンC、ビタミンEがしっかり配合されているものを選ぶ
・妊婦や授乳中の方は服用前に先生に相談する
睡眠を6時間以上とる
仕事に家事に育児に色々忙しくて、睡眠時間しっかりとれないよーということも多いですよね。ですが、睡眠不足はお肌バリアを低下させたり、ホルモンバランスを崩したりして、シミが出来やすくなってしまうことも・・。


メモ
夜更かしをすると・・こんなことはありませんか?
1日中だるかったり、頭痛がしたりするなど、体調が悪くなりがち。
夜寝ている間に肌を含む体全体が修復されているんです。
日中は血液のほとんどが脳に集中し、お肌へ栄養が行き渡りません。
就寝時は脳の働きが落ち着くことから、血液が体の各所に流れはじめ、肌にも栄養が行き渡るようになるのです。

快眠を得るポイント
・就寝1時間前から照明をダウン(スマホをオフ)
・下着などの締め付けを避ける
・難しい内容の本を読む(体が休む方向に働く)
・ストレッチやヨガなどの軽い運動で体温を上げる
ストレス解消方法を何か見つける


ストレスを引き起こす要因
・物理的なもの・・・暑さ、寒さ、騒音 など
・科学的なもの・・・嫌なにおい など
・生物化学的なもの・・・細菌・ウイルス など
・社会学的なもの・・・人間関係の悩み、経済的な悩みなど


・好きな音楽を聞く
・ヨガなどの運動を取り入れる
・好きな香りを嗅ぐ


バラの香りが人間のストレスホルモンの分泌を抑える働きを示す研究結果が報告されています。ハンドクリームでも、化粧品の1アイテムに入れてみるとオススメです。
ストレス解消ポイント
・ストレスには物理的なもの・生理的なもの・人間関係など様々な要因あり
・ヨガなど体を動かすことや好きな音楽を聞くなどリラックスできる方法を見つける
・好きな香りを嗅ぐことも、副交感神経が働きリラックス効果◎
・バラの香りはストレスホルモンの分泌を抑える働きがある
まとめ
・30代からはシミが出来くなるお肌の変化や環境要因があります。
・シミだらけの顔にならないよう、外側からのケア、内側のケアなど出来ることから始めてみましょう。
